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常緑キリンソウ袋方式 FAQ|購入・施工・維持管理・雑草対策

常緑キリンソウ袋方式による屋上緑化を検討される方向けに、製品仕様、購入方法、施工方法、維持管理、雨水利用、雑草対策、土壌流出対策、強風時の飛散対策、知的財産権についてQ&A形式で解説します。
屋上緑化システム.comでは、緑化計画研究所の公式情報をもとに、購入前に確認しておきたいポイントを分かりやすく整理しています。

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屋上緑化システム.comでは、常緑キリンソウ袋方式をご検討中の方に向けて、購入方法、標準仕様、施工方法、維持管理、知的財産権、既存屋上緑化の補修・改修・再生、屋上緑化システムを比較検討する際の注意点などを、できるだけ分かりやすく解説しています。

屋上緑化全般の疑問については、緑化計画研究所の「屋上緑化で後悔しないための知識データベース|屋上緑化FAQ全310問」もあわせてご覧ください。
▶ 屋上緑化FAQ全310問を見る

Q-01. 失敗しない屋上緑化システムは、絶対に失敗しないのですか?

A. いいえ。
植物を使用するため、絶対に枯れない・絶対に失敗しないという意味ではありません。
「失敗しない屋上緑化システム」とは、従来の屋上緑化で起こりやすい失敗原因を抑えることを目的に開発した屋上緑化システムです。
主に、以下の課題を解決することを重視しています。
・ 植物選定のミス
・ 雑草問題
・ 土壌流出問題
・ 強風時の飛散リスク
・ 維持管理のしにくさ
適切な日当たり、風通し、雨が当たる環境など、植物が生育できる基本条件が必要です。
常緑キリンソウ袋方式が失敗しにくい理由については、関連FAQ「D-2. 常緑キリンソウ袋方式は、なぜ失敗しにくい屋上緑化といえるのですか?」もご確認ください。

Q-02. 屋上緑化におすすめの植物は何ですか?

A. 常緑キリンソウ(トットリフジタ1号)をおすすめします。
常緑キリンソウ(トットリフジタ1号)は、屋上環境に求められる乾燥耐性、維持管理性、景観性を考慮して利用されている植物です。
特に常緑キリンソウ袋方式では、常緑キリンソウと袋状の植栽基盤を組み合わせることで、屋上緑化で問題になりやすい土壌流出、雑草、補修性、維持管理性に配慮しています。

Q-03. 常緑キリンソウは日が当たらない場所でも育ちますか?

A.まったく日が当たらない場所では生育できません。
常緑キリンソウも植物であるため、生育には日照が必要です。目安としては、反射光で明るくなる場所で、直射日光が1日3時間程度確保できれば、生育可能な場合があります。
ただし、日照時間だけでなく、風通し、雨の当たり方、乾燥状況、周辺建物による影の影響などによって生育状態は変わります。
特に、次のような場所では注意が必要です。
・一日中ほとんど直射日光が当たらない場所
・建物に囲まれて風通しが悪い場所
・雨がほとんど当たらない軒下や庇の下
・高層建物や隣接建物の影になる時間が長い場所
このような場所では、生育が弱くなったり、茎が間延びしたり、葉の密度が低くなる場合があります。
一方で、屋上の一部が建物の影になる程度であれば、生育できる場合もあります。設置場所の日当たりが不安な場合は、現地写真や日照状況を確認したうえで判断することをおすすめします。

Q-04. 常緑キリンソウはどのくらい乾燥に強い植物ですか?

A.常緑キリンソウは、屋上緑化で使用される植物の中でも特に乾燥に強い植物です。
もともと海岸の岩場や山地の岩場など、土壌が少なく乾燥しやすい環境に自生するキリンソウをもとに品種改良された植物で、少ない水でも生育できる特徴があります。
一般的な屋上緑化で使用される芝生では、自動潅水装置による定期的な散水が必要になることが多いのに対し、常緑キリンソウは自然の雨水だけで生育できるため、散水設備がない場所でも利用されています。
また、十分に活着した後は、1か月程度の無降雨にも耐えることができ、日本国内では約3か月間雨が降らなくても生存可能であることが確認されています。
そのため、
・水やりの手間を減らしたい
・散水設備を設置したくない
・維持管理費を抑えたい
といった屋上緑化に適した植物です。
ただし、施工直後はまだ根が十分に張っていないため、活着するまでの間は適切な水管理が必要です。また、猛暑や極端な少雨が続く場合には、一時的な散水が必要になることがあります。

Q-05. 常緑キリンソウは雨水だけで育ちますか?

A.はい。
常緑キリンソウは、十分に活着した後であれば、基本的に自然の雨水だけで生育できる植物です。
常緑キリンソウは乾燥に強く、一般的な芝生のような自動潅水装置を必要としないため、維持管理の負担を大幅に軽減できます。
ただし、「雨水だけで生育できること」と、「長期間美しい状態を維持できること」は別です。
常緑キリンソウ袋方式では、より良い生育状態を維持するため、目安として1~2年に1回程度の施肥をおすすめしています。肥料は袋を開ける必要はなく、緩効性肥料などを植物の上から全体にばら撒く方法で行えます。
また、近年は猛暑や少雨などの異常気象が発生することもあるため、
・施工直後の活着期間
・真夏の猛暑期
・長期間雨が降らない場合
・軒下など雨が当たりにくい場所
では、一時的な散水が必要になる場合があります。
そのため、常緑キリンソウは「基本的には雨水のみで生育可能な植物」ですが、長期間良好な景観を維持するためには、定期的な点検や必要に応じた施肥をおすすめしています。

Q-06. 常緑キリンソウは暑さに強い植物ですか?

A.はい。
常緑キリンソウは暑さに強い植物です。
もともとキリンソウは、海岸の岩場や山地の岩場など、乾燥しやすく厳しい環境に自生する植物です。常緑キリンソウは、そのキリンソウをもとに品種改良された植物で、高温や乾燥に対して高い耐性を持っています。
特に屋上は、真夏には地上よりも高温になり、コンクリートや防水層の表面温度が60℃を超えることもあります。そのような厳しい環境でも生育できることから、屋上緑化植物として利用されています。
また、常緑キリンソウは乾燥時に水分の蒸発を抑える特殊な光合成機能を持っているため、猛暑や少雨にも比較的強い特徴があります。
ただし、どのような植物でも極端な高温や乾燥が長期間続けばストレスを受けます。近年の異常気象による猛暑や長期間の少雨が続く場合には、一時的に葉色が変化したり、生育が緩やかになったりすることがあります。
また、施工直後はまだ根が十分に張っていないため、真夏の施工では活着するまでの間に十分な水管理が必要です。
常緑キリンソウは暑さに強い植物ですが、長期間美しい景観を維持するためには、定期的な点検や必要に応じた管理を行うことをおすすめします。

Q-07. 常緑キリンソウは寒さに強い植物ですか?

A.はい。
常緑キリンソウは寒さに強い植物です。
常緑キリンソウのもととなったキリンソウは、北海道やカムチャッカ半島などの寒冷地にも分布する植物です。一般名をエゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)、学名を Phedimus kamtschaticus(旧学名 Sedum kamtschaticum)といい、山地や低山の岩場など、寒さや乾燥の影響を受けやすい環境にも自生しています。
そのため、冬の寒さや霜、積雪にも比較的強い特徴があります。
常緑キリンソウは冬でも緑を保つ植物ですが、常に同じ葉色・同じ状態を保つわけではありません。11月末から12月頃になると、古い葉が枯れ、新芽へと入れ替わります。この葉の更新により、一年を通して緑を維持します。
国内では北海道を含む寒冷地での生育実績があり、海外ではアメリカ・バーモント州で越冬試験も行われています。積雪や氷点下となる環境でも生育が確認されています。
ただし、地域や設置環境によって冬季の見え方や生育状態は異なります。長期間雪に覆われる地域、日照が少ない場所、凍結と融解を繰り返す場所では、一時的に葉色が変化したり、生育がゆっくりになる場合があります。
常緑キリンソウは寒冷地でも利用可能な植物ですが、設置場所の気候、日照、積雪状況を考慮して計画することをおすすめします。

Q-08. 常緑キリンソウは塩害に強い植物ですか?

A.はい。
常緑キリンソウは比較的塩害に強い植物です。
常緑キリンソウのもととなったキリンソウは、海岸の岩場など潮風を受ける環境にも自生しており、一般的な植物と比較すると塩分に対する耐性を持っています。
そのため、
・海岸沿いの建物
・港湾施設
・海に近い工場や倉庫
・潮風を受ける屋上
などでも利用されています。
また、鳥取大学乾燥地研究センターとの共同研究では、塩分濃度の異なる条件下で生育試験が行われており、一定の耐塩性を有することが確認されています。
ただし、「塩害に強い植物」といっても、どのような環境でも影響を受けないわけではありません。
海岸からの距離や風向き、飛来する塩分量によっては、葉の傷みや生育への影響が生じる場合があります。特に台風時や冬季の強風によって大量の塩分が付着する環境では注意が必要です。
そのため、海岸沿いでの利用を検討される場合は、建物の立地条件や周辺環境を確認したうえで計画することをおすすめします。
常緑キリンソウは、海岸の岩場に自生する植物の特性を受け継いでおり、屋上緑化植物の中でも塩害に比較的強い植物の一つです。

Q-09. 常緑キリンソウは強風に強い植物ですか?

A.はい。
常緑キリンソウは強風に比較的強い植物です。
常緑キリンソウのもととなったキリンソウは、海岸の岩場や山地の岩場など、強風にさらされる厳しい環境に自生しています。そのため、風による乾燥や環境変化に適応する能力を持っています。
また、一般的なセダム類と異なり、常緑キリンソウは株元の茎が樹木のように木質化し、根もしっかり発達します。そのため、植物自体が強健で、風によるダメージを受けにくい特徴があります。
さらに、常緑キリンソウ袋方式では、植物・土壌・袋が一体化した構造となっており、植物が根付くことで全体が安定します。このため、一般的な土壌むき出しの緑化や薄層トレー式緑化と比較して、飛散しにくい構造となっています。
ただし、台風や高層建築物の屋上など、特に強風の影響を受ける場所では、植物の耐風性だけでなく、緑化システム全体としての飛散対策も重要です。
建物の高さや設置条件によっては、
・飛散防止ネットによる固定
・袋同士のハトメ連結
・見切材や固定材による押さえ
などの対策を行う場合があります。
常緑キリンソウは強風に強い植物ですが、実際の計画では植物の特性だけでなく、建物の高さや周辺環境を考慮した飛散対策を行うことが大切です。 ※飛散対策の詳細については、「強風対策としてどのような方法がありますか?」をご覧ください。

Q-10. 常緑キリンソウはホームセンターで購入できますか?

A. いいえ。
ホームセンターでは販売していません。
常緑キリンソウは、植物の知的財産権で保護された登録品種です。品質管理と権利管理のため、ホームセンターでの一般販売は行っていません。

Q-11. 常緑キリンソウ袋方式は何個から購入できますか?

A. 1個から購入できます。
少量購入、大量購入、サンプル購入など、数量に応じて対応します。送料や納品方法は数量により異なります。

Q-12. 常緑キリンソウ袋方式は個人でも購入できますか?

A. はい。
個人のお客様でも購入できます。
常緑キリンソウ袋方式は、法人のお客様だけでなく、個人のお客様にも販売しています。
設置場所、数量、使用目的、納品先などを確認したうえでご案内します。詳しくはお問い合わせください。

Q-13. 常緑キリンソウ袋方式は、なぜ失敗しにくい屋上緑化といえるのですか?

A. 植物の強さだけに頼るのではなく、屋上緑化で失敗につながりやすい要因を、構造面から分散・低減する考え方に基づいているためです。
屋上緑化では、乾燥、豪雨、強風、雑草、排水不良、維持管理不足、散水設備の停止など、複数の要因が重なって失敗につながることがあります。
常緑キリンソウ袋方式では、植栽基盤を袋単位で分散配置します。そのため、一部の不具合が全面に広がりにくく、土壌流出、雑草、風の影響、維持管理性などにも配慮した構造になっています。
詳しくは、以下の技術解説ページをご覧ください。
▶ 常緑キリンソウ袋方式 ― 構造的に失敗しにくい理由
[https://www.gplabo.co.jp/structure-risk/](https://www.gplabo.co.jp/structure-risk/)
また、屋上緑化が失敗する原因を一般論として整理した参考サイトはこちらです。
▶ 屋上緑化が失敗する “構造的な原因”を整理する技術解説サイト
[https://okujou-ryokka-shippai.jp/](https://okujou-ryokka-shippai.jp/)
※屋上緑化の成立性は、建物条件、立地環境、気象条件、施工条件、維持管理体制などにより変わります。特定の成果や長期的な状態を保証するものではありません。

Q-14. 常緑キリンソウ袋方式とは何ですか?

A. 常緑キリンソウと袋状の植栽基盤を組み合わせた屋上緑化システムです。
常緑キリンソウ袋方式は、植物と土壌を袋状の基盤に一体化し、屋上環境での設置性、補修性、維持管理性を考慮した緑化システムです。
単なる苗販売や袋資材販売ではなく、植物、袋構造、施工方法、維持管理を一体で考える屋上緑化システムです。

Q-15. 常緑キリンソウ袋方式の標準仕様を教えてください。

A. 常緑キリンソウ袋方式の標準仕様は、500mm角の袋状植栽基盤に、常緑キリンソウ「トットリフジタ1号」を植栽した仕様です。

Q-16. 土壌を袋に入れることで、どのような効果がありますか?

A.袋方式では、土壌が袋内に保持されるため、次のような効果が期待できます。
・土壌流出の抑制
・雑草侵入の抑制
・強風時の資材飛散リスクの低減
・防水層上の清掃性向上
・防水改修時の移設・撤去のしやすさ
・維持管理性の向上
袋方式は単に植物を植えるための容器ではなく、雑草対策、土壌流出対策、維持管理性を含めて考えた屋上緑化システムの一部です。

Q-17. 常緑キリンソウ袋方式に雑草は生えますか?

A. 雑草が生えにくい構造ですが、完全に生えないわけではありません。
袋は雑草が侵入しにくい防草シートで構成されています。ただし、袋の表面にコケ、ホコリ、砂などがたまり、そこに雑草が生える場合があります。
土壌の厚さがほとんどないため、大きな雑草が定着しにくい点が特徴です。

Q-18. 常緑キリンソウ袋方式は、なぜ無灌水運用が可能なのですか?

A.常緑キリンソウ袋方式は、
・常緑キリンソウの高い耐乾性
・不織布による土壌被覆構造
・水分を保持しやすい土壌環境
が組み合わさることで、無灌水運用を支える構造となっています。
ただし、設置直後の活着期間や、猛暑・少雨・極端な乾燥が続く場合には、一時的な散水が必要になることがあります。

Q-19. なぜ袋方式は豪雨時でも排水しやすいのですか?

A.常緑キリンソウ袋方式で使用する袋は、断面が完全な直方体ではなく、中央部がやや膨らんだ形状となっています。
そのため、袋を並べて設置しても袋同士が密着せず、袋の四辺まわりに連続した排水空間が形成されます。
豪雨時には、袋表面を流下した余剰の雨水がこの空間を通って移動し、見切材に設けた排水用の目地(から目地)から排水されます。
袋まわりの空間と排水目地が連動することで、雨水の滞留を抑え、豪雨時にも排水しやすい構造となっています。

Q-20. 豪雨時に土壌が流出する心配はありませんか?

A.常緑キリンソウ袋方式では、土壌が不織布製の袋内に保持されているため、一般的な使用条件では豪雨による土壌流出が発生しにくい構造です。
また、見切材の目地は排水性を優先して設計されているため、余剰水を排水しながら土壌を保持することができます。
常緑キリンソウ袋方式では、豪雨対策として見切材の目地(から目地)を設け、排水性を優先した構造を採用しています。
近年の豪雨や線状降水帯に対しても、雨水を速やかに排水することを目的とした設計思想に基づいています。

Q-21. 台風や強風で土壌が飛散する心配はありませんか?

A.常緑キリンソウ袋方式では、土壌が不織布製の袋内に保持されているため、一般的な使用条件では土壌が飛散しにくい構造となっています。
一般的な土壌露出型の屋上緑化では、乾燥した細かな土壌粒子が強風によって飛散する場合があります。
一方、袋方式では土壌全体が袋内に保持されているため、土壌そのものが風で飛ばされるリスクを低減できます。

Q-22. 常緑キリンソウ袋方式は置くだけですか?

A. 標準的には、屋上に置き敷きして設置します。
常緑キリンソウ袋方式は、50cm角などの袋状緑化基盤を設置面に並べる方式です。一般的な屋上緑化では、固定金具やアンカーで防水層に固定するのではなく、置き敷きで施工します。
ただし、すべての現場で同じ納まりになるわけではありません。強風地域、高層建物、勾配部、壁面、法面、設計者の指定がある場合は、別途固定方法や飛散防止対策を検討します。

Q-23. 常緑キリンソウ袋方式は風で飛ばないのですか?

A. 風洞実験により、風速45mで飛ばないことを確認しています。
ただし、建物高さ、周辺環境、風の抜け方、地域条件によって風環境は異なります。超高層建物や強風地域では、飛散防止ネットなどを併用する場合があります。
風に対する性能については、実験動画や関連資料でご確認いただけます。

Q-24. 常緑キリンソウ袋方式はなぜ飛散しにくいのですか?

A.常緑キリンソウ袋方式は、植物・土壌・袋が一体化した構造のため、一般的な薄層トレー式緑化や土壌が露出した緑化と比較して飛散しにくい特徴があります。
飛散しにくい主な理由は次のとおりです。
① 土壌が袋の中に収納されている
土壌が専用の袋に収納されているため、強風や豪雨による土壌の飛散・流出を抑えることができます。
② 植物・土壌・袋が一体化している
植物の根が袋内の土壌全体に広がることで、植物・土壌・袋が一体となり、経年とともに安定した状態になります。
③ 常緑キリンソウは根がしっかり張る
常緑キリンソウは、海岸の岩場など厳しい環境にも自生する植物です。根がしっかり発達するため、植物自体が抜けたり飛ばされたりしにくい特徴があります。
④ 茎が木質化する
常緑キリンソウは多年草ですが、株元の茎が樹木のように木質化します。そのため、一般的なセダム類と比較して強健で、風によるダメージを受けにくい植物です。
さらに、高層建築物や海岸沿いなど特に強風が予想される場所では、飛散防止ネットによる固定や、袋同士をハトメで連結するなどの追加対策を行うことも可能です。
※必要な飛散対策は、建物の高さ、屋根形状、周辺環境などによって異なります。

Q-25. 常緑キリンソウ袋方式の袋には耐久性がありますか?

A.はい。
耐久性を考慮した素材を使用しています。
袋材には、10年以上の耐久性が期待できる素材を使用しています。実際の耐久性は、日照条件、温度環境、風の影響、設置場所、使用条件などにより異なります。
また、弊社で確認している施工事例では、2010年に設置した現場においても、袋材に穴あきや破れは確認されておらず、常緑キリンソウも良好に繁茂しています。
ただし、耐久性は設置環境や維持管理状況によって変わるため、すべての現場で同じ結果を保証するものではありません。詳しくは施工事例をご確認ください。

Q-26. 常緑キリンソウ袋方式の工事は簡単ですか?

A. 比較的シンプルに設置できる緑化システムです。
常緑キリンソウ袋方式は、袋状の植栽基盤を設置する方式のため、小規模な現場では比較的簡単に施工できる場合があります。
ただし、屋上では搬入経路、荷揚げ方法、安全対策、防水層への配慮、排水口まわりの納まりなどを確認する必要があります。

Q-27. 雨水だけで育ちますか?

A.常緑キリンソウは乾燥に強い植物であり、雨が十分に当たる場所では、原則として灌水なしで維持できる場合があります。
ただし、設置直後は根が十分に張っていないため、活着するまでの間は状況に応じた水やりが必要です。また、猛暑、少雨、極端な乾燥が続く場合には、一時的に散水が必要になることがあります。
特に、軒下、庇の下、壁際、設備機器の影、屋上の一部で雨が当たりにくい場所では、雨水だけでは水分が不足する場合があります。そのため、設置場所に十分な雨が当たるかどうかを事前に確認することが大切です。
屋上緑化では、「完全に水やり不要」と考えるのではなく、通常時は雨水中心で維持しながらも、設置直後や異常気象時には植物の状態を確認し、必要に応じて水やりを行うことをおすすめします。

Q-28. 施工後の維持管理は必要ですか?

A. はい。屋上緑化である以上、一定の維持管理は必要です。
常緑キリンソウ袋方式は、管理負担を抑えやすい緑化システムですが、以下の確認は重要です。
・ 初期活着の確認
・ 雑草の確認
・ 排水口まわりの点検
・ 極端な乾燥時の水やり
・ 台風・豪雨・強風後の点検
特に施工直後から初期活着までの期間は、状態確認をおすすめします。

Q-29. 夏場でも施工できますか?

A. 夏場の施工は、基本的にはおすすめしていません。
近年の夏場は猛暑日が多く、屋上は地上よりもさらに高温・乾燥になりやすい環境です。特に防水層や金属屋根の上では表面温度が高くなり、施工直後の植物に大きな負担がかかる場合があります。
施工直後の常緑キリンソウは、まだ根が十分に張っていないため、活着するまでの間は、状況に応じた十分な水やりが必要です。また、猛暑、少雨、極端な乾燥が続く場合には、一時的に散水が必要になることがあります。
そのため、可能な限り、春または秋の施工をおすすめします。
やむを得ず夏場に施工する場合は、事前に次の点を確認することが重要です。
・施工後の水管理ができるか
・施工直後から一定期間、植物の状態を確認できるか
・猛暑日や連続した晴天を避けて施工できるか
・納品後すぐに設置できるか
・設置後、必要に応じて朝または夕方以降に散水できるか
特に真夏の日中の散水は、植物や土壌が高温になっている場合があるため注意が必要です。散水を行う場合は、気温や植物の状態を確認し、朝または夕方以降など、比較的温度が下がる時間帯に行うことをおすすめします。
屋上緑化は、施工直後の管理がその後の生育に影響します。夏場に施工する場合は、「設置できるか」だけでなく、「設置後に適切な初期管理ができるか」まで含めて検討することが大切です。

Q-30. 屋上緑化は施工直後だけ見ればよいですか?

A.いいえ。屋上緑化は施工直後だけでなく、長期的な維持状況を確認することが重要です。
施工直後は多くの屋上緑化がきれいに見えます。しかし植物は生き物であり、時間の経過とともに状態が変化します。
特に近年は、
・猛暑
・少雨
・豪雨
・台風
・雑草の侵入
などの影響を受けやすくなっています。
そのため、施工直後だけでなく、
・1年後
・3年後
・5年後
・10年後
などの維持状況を確認することをおすすめします。
一般的に屋上緑化は、施工後3~4年程度経過すると、雑草、植物の衰退、土壌流出、排水不良などの差が現れる場合があります。
施工時の見た目だけでなく、長期的に維持しやすい工法かどうかを確認することが重要です。

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