会社概要
緑化計画研究所:常緑キリンソウ専門販売会社
当社が目指すのは、屋上緑化を通じて環境問題に関心を持つ人を増やし、地球温暖化や異常気象の解決を次世代に引き継ぐこと。
そのために日々、未来に向けて種まきをしています。
「できない」と諦めない。「どうすればできるか」と手を動かす
私は会社員時代から屋上緑化に携わっていました。この仕事に植物の枯れはつきものですが、続けるうちにあることに気づきます。それは、芝やセダムが数年以内で枯れてしまっても、キリンソウは最後まで残っていることです。この経験から当社では、キリンソウを冬季も落葉しないように品種改良した常緑キリンソウに特化した屋上緑化を行っています。
しかし常緑キリンソウを植えても、雨や風による土壌の流失や雑草より短期間で枯れてしまうケースも発生していました。そこで開発したのが、常緑キリンソウ袋方式®(FTMバッグ)を使用した、失敗しない屋上緑化システム®です。ファスナー式植栽袋を使用することで、土壌流防、雑草対策、簡単緑化を実現しました。
相手が植物ということもあり、枯れるのは仕方がない、枯れたら対処すればいいと考えられがちです。しかし私は、「当たり前」を疑いたくなる性格の持ち主。「どうすれば解決できるか」を常に考え、新しい方法を模索し続けています。
固定観念にとらわれず、新たな道を探る
既定路線以外に進むことをためらわなくなったきっかけは2つあります。
1つ目は中学浪人。2つ目は妻の姓に変えたことです。
高校受験のために浪人生活をする人は1%未満ですし、長男が妻の家に入ることも普通ではありません。挫折感を味わったり周囲から白い目で見られたりしたこともあります。
しかし普通でない道を選んだからこそ、普通ではできない経験をして、普通では見られない景色を見ることができました。
固定観念にとらわれずに色々な角度で物事を考えられるようになったことは、一生ものの財産です。
非常識だ、無理だと周囲から言われても、やると決めたことは諦めずに挑戦し続ける。
この熱量を持って屋上緑化を行っています。
一級建築士だからこそできる屋上緑化の提案
屋上緑化を成功させるには熱意だけでなく技術や知識も必要ですが、その点はご安心ください。一級建築士として、建物の構造や周辺環境なども考慮に入れた提案を行っています。資料や調査にもとづく説明は「わかりやすい」と好評で、「同じ目線で話ができる」と技術者の方からも喜ばれています。
ときには、屋上緑化以外の方法や他社を紹介することもあります。
お客様の課題を解決しつつ環境問題への関心を高めることを重視しているため、当社サービス以外のほうがお客様と地球環境に良いと判断したときは、無理にお勧めはしません。短期的な収益より、長期的・広域的な利益を優先しています。
高温やゲリラ豪雨など、子供時代と比べて地球環境は明らかに厳しくなっています。
異常気象をすぐに食い止めることはできなくても、一人一人の意識が変われば、地球の未来は変えることができるはずです。
屋上緑化を通じて自然と都市が融合した社会を作り、環境を守る意識を高めていきたいと考えています。
経歴
1964年 熊本県熊本市生まれ
1981年 中学を卒業後、1年間浪人生活を送る。
1984年 熊本県立済々黌高等学校卒業
1989年 大分大学工学部建設工学科卒業
1989年~2007年 株式会社構造計画研究所に勤務
設計技術部、建築設計部、耐震技術部、建築設計部、AEC営業部、応用技術部、事業開発部、建築設計部環境技術室、事業開発部を経験する。
【担当した業務の一例】
ビル風解析ソフトの開発、日照問題、ビル風問題、景観問題などの建築環境についてのコンサルティング業務、建築CADの開発・メンテナンス、建築CAD操作講師、電力化会社・ゼネコン等の建築CADのバージョンアップ作業、阪神淡路大震災後の既存建物の耐震補強設計業務、屋上緑化の営業・見積~現場作業までのすべての業務
1995年には結婚により苗字が清田から松本に変わる
2007年に屋上緑化事業の撤退業務にあたる中、自ら緑化事業を継続する事を決意。1月に株式会社緑化計画研究所を設立し、3月に株式会社構造計画研究所を退社。
同年に6月に常緑キリンソウ普及協会を設立。
会社概要
【商号】 株式会社緑化計画研究所
【本店】 〒232-0072 神奈川県横浜市南区永田東2-27-17
【設立】 平成19年1月23日(2007年)
【事業】 屋上緑化・壁面緑化・その他緑化に関する設計・施工・緑化資材の販売
【HP】 常緑キリンソウ.com(kirinsou.com)
失敗しない屋上緑化システム:常緑キリンソウ袋方式(kirinsou.jp)
常緑キリンソウ販売:緑化計画研究所(www.gplabo.co.jp)
常緑キリンソウ販売/屋上緑化システム.com(okujyousys.com)
【目的】
常緑キリンソウ普及協会(以下「本会」という。)は、環境事業の重要性を認識し、緑化技術の向上を図り、地域社会の発展に寄与する事及び常緑キリンソウ(トットリフジタ1号:品種番号第15866号及トットリフジタ2号:品種番号第15867号)(以下「常緑キリンソウ」という。)の普及活動を行うと共に、相互の親睦を深めるための活動を目的としています。
また、種苗法の第1条には、「この法律は、新品種の保護のための品種登録に関する制度、指定種苗の表示に関する規制等について定めることにより、品種の育成の振興と種苗の流通の適正化を図り、もって農林水産業の発展に寄与することを目的とする。」と記載があります。
常緑キリンソウは、種苗法における登録品種ですから、一般的には認知度の低い種苗法に関しての啓蒙活動を社会的義務・社会的責任だと捉え、活動しています。
【活動内容】
本会は下記に示します事業を行う為に必要となる知識、技術等を習得する為のサポート及び常緑キリンソウの普及活動を行います。又、種苗法上の品種登録制度や育成者権に関する啓蒙活動を推進しています。
(1)常緑キリンソウ緑化の普及に関する事業
(2)緑化事業に関する印刷物の企画・出版、イベントの企画・運営、宣伝広告に関する事業
(3)環境事業の技術向上に関する事業
(4)緑化事業の企画、設計、施工に関する事業
(5)緑化資材・工法の研究、開発、販売に関する事業
(6)緑化による環境事業の技術指導に関する事業
(7)緑化事業及び環境事業に関する教育活動に関する事業
(8)会員相互の親睦、団結を図る事業
(9) その他、本会の目的を達成するための必要な事業
【窓口】
株式会社 フジタ
〒681-0052 鳥取県岩美郡岩美町岩常360
TEL:0857-72-0087 FAX:0857-72-0341
株式会社 田中緑化研究所
〒689-2205 鳥取県東伯郡北栄町瀬戸848
TEL:0858-37-4555 FAX:0858-37-4555
株式会社 緑化計画研究所
〒232-0072 神奈川県横浜市南区永田東2-27-17
TEL:045-326-6587 FAX:045-326-6588
株式会社 日昇緑化研究所
〒196-0022 東京都昭島市中神町1315-28
TEL:042-519-1350 FAX:042-519-1351
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
詳しくは外務省サイトへ
事業活動を通じた環境・社会・地域への貢献
私たちは、心が豊かになる環境を創造し続けるため、緑化事業・緑化活動を通じて環境・地域・社会に貢献しています。常緑キリンソウ普及協会では、協会に属する企業と多種に渡る企業とのネットワークを通じ、各企業が保持する技術・情報を活用・発展させ、自然や生物多様性の保護、保全、持続可能な街づくり、地域コミュニティの形成、環境教育などさまざまな課題に対して解決策を提示しています。
常緑キリンソウ普及協会は、常緑キリンソウの生産元である(株)フジタとともに2022年1月に「とっとりSDGsパートナー」に登録しました。持続可能な地域社会の実現に向け鳥取県とともに、さらには全国、世界とひとつになってこの取り組みに積極的に参加していきます。株式会社フジタでは、太陽光を農業生産と発電とで共有する取組(ソーラーシェアリング)に賛同し、ソーラーパネルの下で常緑キリンソウを生産しています。ここで栽培された常緑キリンソウが、屋上緑化、壁面緑化、法面緑化、環境緑化として全国で活躍しています。また、「食品ロス」を有効活用した肥料を使用し、常緑キリンソウの成長促進に役立つ土づくりを行っています。
1.ソーラーシェアリングで常緑キリンソウの生産
ソーラーシェアリングとは、農地に支柱等を立てて、その上部に設置した太陽光パネルを使って日射量を調節し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取組をいいます。農林水産省では、この発電設備を「営農型発電設備」と呼んでいます。営農を続けながら、農地の上部空間を有効活用することにより電気を得ることができますので、農業経営をサポートするというメリットがあります。さらに、増加する荒廃農地の再生利用という観点でも、期待されています。常緑キリンソウは、暑さ寒さに非常に強く、水やり等のメンテナンスがないため、環境にやさしい緑化資材として注目されています。ソーラーパネルの下で常緑キリンソウを生産しています。ここで栽培された常緑キリンソウが、屋上緑化、壁面緑化、法面緑化として全国で活躍しています。
2.食品ロスを肥料として活用し常緑麒麟草の成長促進に役立つ土づくり
食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」。日本の食品ロス量は、年間600万トン、毎日、大型トラック(10トン車)トラック約1,640台分の食品を廃棄しています。大量の食品ロスが発生することにより、様々な影響や問題があります。食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコストがかかっています。また可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷が考えられます。この食品ロス問題に対して、(株)フジタでは、循環資源の有効活用と肥料としての有効性及び安全性が認められ、「鳥取県認定グリーン商品」に認定された泥発酵肥料「アグリキャップ1号」(農水省肥料登録済)を使用し、常緑キリンソウの成長促進に役立つ土づくりを行っています。
3.障害者支援施設への支援
社会福祉法人鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。鳥取こども学園は、子ども一人ひとりのありのままを受容し、子ども一人ひとりのかけがえのない命をはぐくみ、育てることを使命とする児童養育を行っています。株式会社フジタは、この施設運営方針に共感し、鳥取こども学園が運営する「はまむら作業所-BeachVillage」に常緑キリンソウ袋方式への土入れ作業を委託しています。
4.子供たちの未来へ向けて
現在豊かな森林の生態系が見られる明治神宮の森も、もともとは森のない荒れた土地でした。そこに 100 年先を考えて新たに人の手で森をつくっていくという明確なビジョンが描かれ、100 年近い年月を経て今のように豊かな森になったものです。このように、生物多様性の保全と持続可能な利用を図っていくためには、自然生態系が攪乱(かくらん)と回復を繰り返し、人為的な環境変化に対して損失、劣化または適応、回復していくのに要する時間を踏まえ、少なくとも 100 年という長期的視野で考えることも重要です。人は、緑からたくさんの恩恵を授かっています。植物は、強い生命力を持ち自然界の生態基盤の役割を果たしており、自然の摂理を大切にしながら、私たちは緑と共に夢を見られる持続可能な社会を目指しています。
5.環境教育の推進
子どもが自然にふれることは生命にふれることです。子どもは自然にふれる体験によって,生命の誕生や成長,死などに接し生命の尊さに気付いたり,生命のたくましさに感動したりします。自然や生命にふれる体験的な学習が可能になります。「環境と調和したエネルギーを調べ、新エネルギーをつくりだし、省エネルギーを活用し、省エネ行動と環境保護をひろげる」をテーマとし、その中の一つとして、緑の保全、ヒートアイランド現象・地球温暖化の抑制という環境学習課題を実験的に学習するために屋上緑化を行っている学校もあります。ソーラーパネルの下での常緑キリンソウの栽培するソーラーシェアリングの見学会。常緑キリンソウ袋方式を使用した緑化活動を通して、子供たちの環境教育を推進しています。
6.地球温暖化防止へ向けて
近年、気温の上昇、大雨の頻度の増加や、農作物の品質低下、動植物の分布域の変化、熱中症リスクの増加など、気候変動及びその影響が全国各地で現れており、さらに今後、長期にわたり拡大するおそれがあります。個々の気象現象と地球温暖化との関係を明確にすることは容易ではありませんが、今後、地球温暖化の進行に伴い、雨が降る場所でたくさん降ったら、その周りは逆に降りにくくなります。気象が極端化し、強い雨が増えることで弱い雨が降りにくくなり、結果として雨の日が減る現象につながります。乾燥、干ばつ、山火事、大雨、大雪など気象の二極化のリスクは更に高まることが予測されています。屋上緑化は、ヒートアイランド抑制効果による地球温暖化の防止など、環境保護問題にも非常に効果的です。また、屋上緑化は、雨水を一時貯留できる機能がゲリラ豪雨(集中豪雨)対策として注目されています。
7.乾燥地・砂漠化防止プロジェクト、緑化研修
株式会社フジタは、「常緑キリンソウ」について鳥取大学乾燥地研究センターと共同研究を行っています。鳥取大学乾燥地研究センターは、砂漠化や干ばつなどの乾燥地の諸問題に組織的に取り組む、日本唯一の研究機関です。砂漠化や干ばつ等の諸問題の解決および乾燥地における持続可能な発展に資する研究を推進しています。暑さ、寒さ、乾燥に強い「常緑キリンソウ」は、世界から注目され、ボツワナ大使の視察やニューヨーク市公園管理局員の研修を行い、各種緑化プロジェクトを推進しています。
8.屋上緑化・屋根緑化・壁面緑化・法面緑化など都市緑化の推進
屋上緑化においては植物が持つ空気清浄効果によってCO2排出量の削減が期待できます。同時に空気が浄化することで大気汚染の防止にも役立ちます。また、ヒートアイランド現象の緩和にも効果があります。ヒートアイランドとは、都市部が周辺地域よりも高い温度になる現象をいいます。ビルや建物の多い地域で起こりやすい傾向があります。気温によっては熱中症を誘発する危険な現象です。屋上緑化や壁面緑化を行うことによって太陽熱を植物が吸収し、室内温度の上昇を緩和することができます。屋上を緑化すると屋根の断熱性が向上し、夏は冷房、冬は暖房効率が上がり、室内環境を快適にすることができます。エアコンの温度を調整することによって電気料金の節約にもなります。常緑キリンソウを通して、都市緑化を推進しています。
育成者権
常緑キリンソウ「トットリフジタ1号」(品種登録番号第15866号)は藤田愛子が育成権者です。
常緑キリンソウ「トットリフジタ2号」(品種登録番号第15867号)は藤田愛子が育成権者です。
特許
「常緑キリンソウ袋方式」(特許第4911418号)は藤田豊博が特許権者です。
*特徴:ファスナーを用いた不織布製の植栽袋(ファスナー式植栽袋の特許)
意匠
「常緑キリンソウ袋方式」 (意匠登録第1397102号)は藤田豊博が意匠権者です。
*特徴:ファスナーを用いた不織布製の植栽袋(ファスナー式植栽袋の意匠登録)
商標
「常緑キリンソウ」 (登録商標第6437117号、6548678号)は株式会社フジタの登録商標です。
「常緑キリンソウ袋方式」(登録商標第6125712号)は株式会社フジタの登録商標です。
「常緑キリンソウ.com」(登録商標第6031235号、6110265号)は株式会社緑化計画研究所の登録商標です。
「常緑キリンソウ普及協会」(登録商標第6221773号、6607223号)は株式会社緑化計画研究所の登録商標です。
「屋上緑化革命」(登録商標第6610420号)は株式会社緑化計画研究所の登録商標です。
「失敗しない屋上緑化システム」(登録商標第6433898号、6562469号)は株式会社緑化計画研究所の登録商標です。
「FTM BAG SYSTEM」(登録商標第6562470号)は株式会社緑化計画研究所の登録商標です。
「FTMバッグ」(登録商標第6651991号)は株式会社フジタの登録商標です。
知的財産権について
人間の幅広い知的創造活動の成果について、その創作者に一定期間の権利保護を与えるようにしたのが知的財産権制度です。知的財産権は、様々な法律で保護されています。
知的財産権の種類
知的財産権には、特許権や著作権などの創作意欲の促進を目的とした「知的創造物についての権利」と、商標権や商号などの使用者の信用維持を目的とした「営業上の標識についての権利」に大別されます。また、特許権、実用新案権、意匠権、商標権及び育成者権については、客観的内容を同じくするものに対して排他的に支配できる「絶対的独占権」といわれています。
特許権とは
特許権は発明を保護するための権利です。発明とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち、高度のものをいいます。特許発明とは特許されている発明をいいます。特許権を取得すると、自身の特許発明の実施を独占できると共に、第三者が無断でその特許発明を実施していればそれを排除することができます。
実用新案権とは
実用新案権は、物品の形状、構造または組み合わせに係る考案を保護するための権利です。考案とは、自然法則を利用した技術的思想の創作をいい、発明と違い高度であることを必要としません。登録実用新案とは実用新案登録を受けている考案をいいます。実用新案権は、実質的に無審査で取得でき早期に権利化することができるため、ライフサイクルの短い技術に関して有効です。ただし、第三者が無断でその登録実用新案を実施している場合、権利行使前に実用新案技術評価書を提示して警告を行なう必要があります。
意匠権とは
物、建築物、画像(以下、「物等」)のデザインに対して与えられる独占排他権です。意匠権として保護されるのは、物等の全体のデザインの他、部分的に特徴のあるデザイン等です。意匠権の効力は、登録された意匠と同一又は類似の範囲まで及びますので、第三者によるデザインの模倣品や類似品の販売等を排除することができます。権利期間は出願日から最長で25年(2020年3月31日以前の出願は登録から最長で20年)です。なお、物等のデザインは著作権で保護される場合もありますが、著作権は原則として絵画などの純粋美術が著作物として保護されるのに対し、意匠権は工業上利用できる物等のデザインが保護の対象となります。
商標権とは
商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権で、その効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似する範囲にも及びます。商標として保護されるのは、文字、図形、記号の他、立体的形状や音等も含まれます。権利の存続期間は10年ですが、存続期間は申請により更新することができます。
育成者権とは
育成者権は育成された品種(植物体そのもの)を保護するための権利です。品種とは、植物分類の下位の単位で、植物の実用的性質において他の集団と区別可能な遺伝的性質をもつ集団をいいます。(逐条解説種苗法)品種の育成者とは、交雑等の人為的変異及び突然変異等の自然的変異に係る特性を固定又は検定した者をいいます。育成者権を取得すると、自身の登録品種の利用を独占できると共に、第三者が無断でその登録品種を利用していればそれを排除することができます。私たちの身近なところに多くの育成者権が存在します。おいしい果物、鮮やかな色彩の花、耐寒性や耐病性に優れた米、健康成分をさらに増したお茶などに育成者権が与えられています。
緑化のことでお悩みの方は今すぐご相談ください。
(株)緑化計画研究所・常緑キリンソウ普及協会が解決のお手伝いをします。
1.屋上緑化用の植物が枯れてしまった。暑さ寒さに強い植物を知りたい。
2.屋上緑化が雑草化して困っている。雑草を防ぐ屋上緑化システムを知りたい。
3.屋上緑化の土壌が飛散・流出し困っている。ドレインが詰まりそうで心配だ。
4.屋上緑化の植物メンテナンスが大変。楽なメンテナンスにしたい方。
5.屋上緑化システム選びにお困りの方・屋上緑化について詳しく知りたい方。
6.屋根緑化・壁面緑化・法面緑化・その他緑化の事でお悩みの方。
7.見積書が必要な方・資料が欲しい方。
8.常緑キリンソウ・常緑キリンソウ袋方式についてご質問が有る方。
9.常緑キリンソウ(苗)・常緑キリンソウ袋方式の購入についてのご質問。
10.失敗した屋上緑化を補修したい方・補修方法につて知りたい方。
11.その他緑化でお困り事・お悩みが有る方。
キリン草のキリンって何のキリン? 動物? ビール?
キリンというとアフリカのサバンナで見られる首の長い動物を想像し、セイタカアワダチソウと勘違いされる方もいらっしゃいます。関西地方の一部では、キリンソウ=セイタカアワダチソウと呼んでいる地域もあり、混乱のもとになる事があります。キリンソウ、アキノキリンソウ、セイタカアワダチソウ、ブタクサは、黄色い花をつけますが、それぞれ全く種類の異なる植物で性質も大きく異なります。
麒麟草の名の由来は、中国の古書に出てくる、想像上の動物、麒麟(きりん)に由来します。麒麟(きりん、中国語でチーリン:qílín)は龍、鳳凰、亀と並ぶ古代中国の四瑞の一つに数えられる伝説上の動物です。実は雌雄があって雄は麒、雌は麟と性別で呼び分けられています(諸説あり)。いかつい顔をしていますが、非常に穏やかで慈悲深い性格をしており、虫の一匹も踏まないように歩き、枯れ草しか口にしないと言われています。鳥取県東部(因幡)と兵庫県北但西部(但馬)には、この麒麟に扮して舞う「麒麟獅子舞」という幻想的な伝統芸能が伝わっています。麒麟獅子舞は、人々に幸福をもたらす芸能として因幡・但馬の地域に愛されており、約150の村々に受け継がれ、春と秋に行われる神社での例祭を中心に、ほぼ1年を通じて舞われています。
キリンソウ(麒麟草)は、ベンケイソウ科キリンソウ属の多年草(在来種)です。シベリア東部・中国・朝鮮半島と日本の北海道・本州・四国・九州の山地の日当たりのよい岩場などに分布します。背丈は5〜30 cm程度で。5〜8月黄色い花を付けます。アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、「ベンケイソウ科のキリンソウ」の花の姿に似ているとして名付けたと言われています。本家本元のキリンソウです。 常緑キリンソウは、品種改良の結果非常に花が咲きにくい性質に変わっています。常緑キリンソウは、光の影響を受け夜間でも照明が点いているような場所では、花が咲きやすくなります。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。海岸近くから亜高山帯までの、主に日当たりのよい草原に見られます。高さは70、80cm程度となり、8〜11月に総状の黄色い花を多数つけます。葉は互生し、茎の下部では先端がとがる楕円形、上部では披針形になっています。秋の麒麟草と ベンケイソウ科のキリンソウの花を見比べてみると似ていますね。
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)です。開花時期は9〜11月頃です。河原や空き地などに群生し、高さは1〜2.5m、肥えた土地では3.5〜4.5m程度にもなります。セイタカアワダチソウは、根から他の植物の成長を阻害するために毒「cis-DME」という化学物質を放出します。これが他の植物の成長を阻害し、セイタカアワダチソウの勢力圏を拡大する一因となっています。しかし、大繁殖の後はやがてその土地の栄養分が枯渇して、自分の毒でやがて滅びる運命です。この作用をアレロパシー効果といいます。ブタクサとセイタカアワダチソウを見分けるのには「葉」を見るのが一番確実です。セイタカアワダチソウの葉の形は、笹の葉のようなスッとした細長い流線型で、全く切れ目がはいっていません。セイタカアワダチソウは花粉を虫に運んでもらう虫媒花のため花粉症はおこしません。また、葉には浄血作用があり、アトピー性皮膚炎に効果があることから、入浴剤やオイルなどに利用されています。
ブタクサ(豚草)は、キク科ブタクサ属の一年草です。南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの広い範囲に外来種として移入分布しています。日本では、明治初期に渡来した帰化植物として全国の道端や河原などに分布します。雌雄同株で高さは30〜120cmで開花時期は7〜9月頃です。ブタクサの葉は、ギザギザで、よもぎの葉のような形です。セイタカアワダチソウの葉の形は、笹の葉のようなスッとした細長い流線型です。ブタクサは風で花粉が飛ぶ風媒花で、花粉症の原因として知られています。日本ではスギ、ヒノキに次いで多い花粉症。特に早朝の風の強い時間帯は集中して飛散するため、散歩やジョギングは注意が必要です。鼻、目の症状のほか、喘息の原因にもなります。
日本国内において単に「風速」という場合、地上気象観測では、地上10メートルの高さにおける10分間の平均風速を表し、0.25秒ごとに更新される3秒(12サンプル)平均を瞬間風速といいます。風速の単位は、m/sです。国際的にはノット (kt) が用いられます。気象庁によれば、台風は風速17.0 m/s以上をいいます。
例えば、最大瞬間風速30m/sと平均30m/sは同じ値ですが、平均30m/sのほうが一時的な風の強さが大きく、影響も大きくなります。TVの放送で「最大瞬間風速が30m/s」という場合は瞬間の数字です。平均風速は15m/sや20m/sといったもっと少ない数字です。経験的に、最大瞬間風速は平均風速の1.5倍~2倍は吹くといわれています。
強風体験風速30m
風速30mは時速で言うと時速108km/hです。気象用語では「猛烈な強い」と分類される風です。「猛烈」は最上級の強さを表す言葉です。風速30m/sとなると、風速で古くなった屋根が飛ばされたり、トラックが横転するような風です。